『散花』公開所感。

執筆当初から、書くなら3枚か6枚、どっちかの分量にしようと思い、とりあえず6枚から取り組んだのですが、公開後に改めて見直すと、あっちもこっちも削れそうな文章がたくさんあるな、3枚でもいけるかも、と思うようになってきました。
しばらくしたら公開を取り下げ、三枚綴りの一編として投稿し直すつもりですが、私の場合、下手な文字数で掌編を書くと上手くいかないのだなと悔しくも思いました。
文字数の少ない作品を書くのは容易いけれど、全力を出し切ったという満足感は何となく得られないような気がします。
書くなら最低でも10枚は欲しいかな。時間が掛かるのでそうそう書けるものでもないのですが、過去の投稿作品を振り返ってみても、やはりそれなりに枚数を重ねた作品の方が大事に読んでもらえたな、という気がします。あくまで私個人に限った話です。私が書き手として未熟なだけです。
三枚綴りシリーズは完成規模があらかじめ決まっているのである意味どんな作品でも安心して書けるように思います。
3枚版散花も形にはなっているので、公開まで見直しを重ねていこうと思います。